主宰者ブログ
フラボランティア
10月に予定しているフラボランティアのお話をさせていただきます。
3年前、生徒さんがご自宅にて倒れ、突然意識が戻らぬ状態となりました。
私たちはなすすべなく、ただ静かに想い続けておりました。
そのかたが、少し前に特別養護老人ホームに移りました。
そうとなったら!!
わたしたちにも出来ることがある。
大切な生徒さんがお世話になっている施設に、フラで感謝を届けることができます。
早速、フラダンス教室としてボランティアのご提案をさせていただきに施設に伺いましたところ、なんと!
たまたま面会のご主人様とお嬢様と鉢合わせ。
お互いびっくりぎょうてん。
ハグしたくなりましたが、やめておきました。
ここに来てから、お母様の反応が奇跡的に戻ってきているとのこと。
お部屋にて直接声をかけさせていただきましたところ、それは確実な現実でした。
涙をぐっとこらえ、ご家族と喜び合いました。
ハグしたくなりましたが、やめておきました。
ご主人様とお嬢様が何やら話し合い、お母様と私を二人きりにという粋な計らいを。
若いもん二人きりになり、
「ご主人いなくなって、話しやすくなりましたねぇ。」 とささやきましたら、生徒さんの口元が確実に笑いました。
ジョークが通じている!
何も変わってない!
3年の空白が一瞬で埋まりました。
その後も共に笑い続け、手をつないでアロハオエを踊ったり、幸せな時を過ごしました。
次のレッスンにてご報告。
泣いて喜ぶオルオルさんと八恵先生。
「また一緒に踊りましょうとお誘いしてきました。
そのうちオルオルさんも全員車いすになりますよ、と言いましたら、大きく笑いました。」
八恵先生もオルオルさんも大笑い。
時を超え、場所を超え、状況を超え、心がつながった瞬間でした。
今、フラがある喜びをかみしめています。
生徒のご入居施設へのフラボランティアは、初めてです。
生徒さんたちにとっても、初めてです。
愛する生徒に、愛する仲間に、フラを届けてきます。
施設に感謝を届けてきます。
9月7日、ボランティア講習会を予定しています。
ご入会したてのかた、70代クラスの方々、高校生。
前回を上回るお申込み、嬉しい限りです。
「暇だから、講習会行ってみようかな」
楽しいフラレッスンもあります。
お暇ならおいでませ。
「私は年齢がいってるから」
視点を変えましょう。
笑顔の交流に年齢は関係ありません。
「池田先生に会いに行ってみようかな」
私も会いたいです。
「ボランティアには行きます」
踊ればいいってもんじゃないのです。
自分のためのフラが、役に立つ喜び。
準備の心をシェアしましょう。
お申込み、お待ちしております。