フラの豆知識
ALOHA ⑤ シャカ
フラガールにカメラを向けると、笑顔でアロハ~!
うちの可愛い子ちゃん達も、アロハ~!
手をグーにして親指と小指を立てる、このハンドポーズが「シャカ」です。
シャカには2種類あります。
① シャカブラ(Shaka Brother)
手の甲を相手に向ける(写真の左の女の子)
こちらは、ポジティブな感じ
「元気?」「OK」「大丈夫!」「頑張れ」
② ハングルース
手のひらを相手に向ける(写真の右の女の子)
こちらは、Hung loose(ゆるむ)感じ
「 アロハ」「サンキュー」「じゃあね」「なんとかなるよ」
手の向きの違いが明確な意味を成す・・・なんてことはなく、どちらでもOK。
気楽に使えるハンドサインです。
シャカは、のんびりしたハワイの文化を背景に持つ、言葉を越えた大切なコミュニケーションツールなのではないでしょうか。
「シャカ」を始めたのは誰?
始まりは、オアフ島のハマナ・カリリという人でした。
サトウキビ工場で働いていた彼は、サトウキビの汁を絞るローラー作業中、右手を圧搾機械に入れてしまい、親指と小指以外の三本の指を失ってしまいました。
その後、彼は汽車の保安要員の仕事に就きました。
ハマナ・カリリは、子供達が駅でスピードダウンする汽車に飛び乗って遊びぶのを見つけると、手を振って大声を上げて止めさせていました。
それを子供たちが真似するようになったのが、「シャカ」の始まりと言われています。
ハマナ・カリリは、笑顔で2本指だけの手を振って、観光客にも挨拶をしていたそうです。
シャカの起源は、アロハの大切な意味と共にハワイアンの大らかな明るさの中にありました。
ハマナ・カリリ
彼は牧師でもあり、火災によって消失した教会再建のために力を尽くしました。
「ポリネシア文化センター」は、この教会によって創設された施設。
敷地内にはハマナ・カリリの銅像が建てられています。
お人柄が伝わってきますね。
フラガール達も、笑顔でシャカ
シャカ
これは、しもしも